愛知建築士会の活動

地域の子ども達に絵本や工作を通して、楽しく住まいや建築、まちづくりに興味を持ち、

学んでほしい。そんな思いで平成30年から社会貢献活動の一環として

「すまいのえほんワークショップ」を女性委員会で行っています。
ワークショップでは、初めに住まいに関する絵本を2冊、読み聞かせを行います。

そのうちの1冊は、ペンキ屋さんを始めたクマとブタがお客さんの要望に合わせて部屋を楽しく彩って
いくお話です。

　工作では、まずは画用紙に色を塗っていきます。次にそれを折り紙の要領で立体の家の形にします。

すると先ほど描いた絵が、絵本でクマとブタがペンキで部屋を彩ったのと同じように、

内壁や天井の模様となります。それからドアや窓をつけたり、

外壁や屋根に色紙や色テープを貼って好みの家に仕上げていけば、

「ちいさいおうち」の完成です！

　子ども達はみんな夢中で工作に取り組み、とても個性豊かな「おうち」が出来上がりました。

子ども達の発想の豊かさにはいつも感心してしまいます。
　令和5年度は２カ所で開催することができました。それぞれのスタッフによる報告をどうぞ。

●県内の子ども会での開催（R５．８．30）
小学校の図書室を借りての開催となりました。

余裕をもって思う存分取り組ませてあげたいという要望や少人数だったこともあり、

時間も長めに、制作場所も机の上と床を選べたりと、思い思いに自由に取り組んでもらいました。

おうちの横にタワーをつけたり、お庭に動物を飼ったり、おうちの中に家具を置いたりと

色々なおうちが出来ました。

（名南支部　河合ふみこ）

●犬山市立図書館での開催（R５．11．23）
犬山図書館内のブックキャンプが会場となりました。

ブックキャンプは委員の堀部さんが企画デザインに関わった子ども向け空間で、

ワクワク感いっぱいの空間での読み聞かせとワークショップはとても楽しい時間となりました。

椙山女学園大学の学生さんにも手伝っていただき、彼女たちにも貴重な時間を提供できて良かったと思います。

（名南支部　池田園子）