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愛知建築士会の活動

第34回全国女性建築士連絡協議会(やまがた)に 参加して 尾北支部 織田喜代美

2026-02-08女性委員会

 7月19・20日に第34回全国女性建築士連絡協議会(やまがた)が開催されました。  今年度は〝山形から発信みらいへつなぐ木への挑戦~雪・やま・川がおりなす食文化と共に″と題して、

日本の森林利用について考える会でした。  日本は森林が国土の約3/2を占める森林大国です。

森林は生物多様性の保全や土砂災害の防止、木材の供給、美しい景観の形成、

地球温暖化の防止など多様な機能がありますが、

一方で戦後植林された人口林が利用期を迎えており、 森林資源の循環利用が課題となっています。  今回の基調講演は「木造建築の可能性」について、山形出身の建築家瀬野和広氏と、

山形と東京の2拠点活動をされている建築家鍋野友哉氏に講演をいただきました。  瀬野氏は劇的ビフォーアフターにもご出演されており、

また今回エキスカーションで訪れた銀山温泉・本館 古勢起屋(登録有形文化財)の改修も手掛けられました。  古民家はなぜ腐らないのか、木材乾燥方法の是非について語っていただきました。  鍋野氏は東京大学農学部木質材料研究室を卒業されている建築家です。

まさに木の特質を踏まえ、木の可能性を存分に発揮した建築を多く手掛けられています。

東京大学弥生講堂アネックスは先生が手掛けられた建物で、木造で曲面を造る過程を映像とともにお話いただきました。

先生の山形の自宅のお話も伺いました。

実は2日目の銀山温泉で街を散策されていた鍋野先生を街角ハンティングしまして、

なんと!3日目に先生のご自宅を愛知建築士会女性委員会5人が訪問するという幸運な出来事がありました。  公演中、写真を通して説明いただいた建物を実際のスケール感を伴って拝見できたことは本当に貴重な体験となりました。

先生のお子様に様々なデモンストレーションをしていただき、

住むためだけでなく、遊び場として、また芸術作品としての住宅を拝見できました。  先生には突然の訪問にも関わらず、大変丁寧なご説明をいただき、本当にありがとうございました!

 2日目の分科会では「介護保険制度における住宅改修の適正化に関する業務」(岐阜県建築士会)に参加しました。

私は愛知県建築士会でのまちづくり福祉部会に参加しており、

以前より岐阜建築士会の活動も興味深くお聞きしておりました。

他県での福祉への取り組み、課題等の意見交換もしました。  全体会終了後は一路銀山温泉へ。瀬野先生が手掛けた本館 古勢起屋(登録有形文化財)を見学しました。

建物ファサードは創建当時の外観に改修し、また改修部分は白木のまま使用してありました。

白木の部分も経年と共に自然になじんでくるとのことでした。

部屋は現代の生活様式に合わせるような形ですが、ノスタルジックな雰囲気はそのままでした。  さすが、匠の仕事!です。  一度は訪れてみたい温泉町・銀山温泉です。ほんとに山奥にある小さな温泉街で、

時の流れに取り残されたような、ジブリの「千と千尋の神隠し」の世界に迷い込んだような不思議な感覚でした。  山形は初めての訪問でしたが、とにかく、何を食べても美味しい!  果物、米、酒と素材のみならず、食事がおいしい!そば、味噌ラーメン、芋汁!絶品でした。

そうそう、空港名が「おいしい山形空港」なんです。  1日目の大懇親会では高級日本酒が惜しげもなくふるまわれました。飲みすぎました。  山形県「愛の戦国武将隊」の皆様の熱いダンスや抽選会はディナーショーさながらでした。

ほんとに楽しい大会を開催いただき、山形県建築士会の皆様ありがとうございました。

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