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愛知建築士会女性委員会 椙山女学園大学 秋田研究室 共催「すまいのえほんワークショップ2025」太田汐海(学生会員・椙山女学園大学)

2026-03-31女性委員会

 近年、日本の住宅において和室のある住まいは減少傾向にあり、畳や障子といった和室特有の要素に日常的に触れる機会は少なくなっています。特に子ども世代においては、和室を実際に使用した経験や、その成り立ちや役割について学ぶ機会が限られているのが現状です。

そこで本企画では、子どもたちが和室に親しみ、体験を通して和の住文化を学ぶ場をつくりたいと考え、

「すまいのえほんワークショップ」を企画しました。
 本企画は、愛知建築士会女性委員会との共催により実施しました。

 

第一回目では「畳」をテーマに、読み聞かせやクイズ、い草を用いた畳のコースター作りを組み合わせ、
楽しみながら畳の構造や役割を学べる内容としました。
事前に畳店への取材を行い、当日は実物の畳や道具の写真を展示することで、

畳がどのように作られているのかを具体的に学ぶ構成としました。

 

 第二回目は東山荘第1和室を会場とし、和室空間そのものを題材としたワークショップを実施しました。

東山荘を題材とした読み聞かせ用の絵本を制作し、見学前に和室空間をイメージできる導入としました。

さらに、会場の実測を行い、その結果をもとに自宅で組み立てられる起こし絵キットを作成しました。

また、障子紙やい草、和紙などの和室の素材を用いたお正月飾り作りを行い、和室を身近に感じられる工作としました。
 当日は、親子で協力しながら工作に取り組む様子が多く見られ、畳の手触りや香りに関心を示す子どもたちの姿が印象的でした。

アンケート結果からも高い満足度が得られ、体験を通して学ぶことの有効性がうかがえました。

一方で、学年による理解度の違いや、工作の難易度設定など、今後に向けた課題も明らかになりました。
 また開催にあたり、愛知建築士会女性委員会の皆様には多くのご指導とご協力をいただきました。

皆様との共催を通して、企画を実現する過程を実践的に学ぶことができ、非常に貴重な経験となりました。
 本企画が、子どもたちの和の住文化に触れるきっかけの一つとなれば幸いです。

 

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