2023-02-19名古屋 中支部
テーマ:「最近の建築基準法改正について」
法規委員長 武藤 康正
令和4年度の法令懇談会は、令和5年2月16日(木)午後3時から5時まで本会の会議室で3年ぶりに開催しました。講師も含め45名(うちオンライン6名)の参加がありました。
今回は、平成27 年以降に緩和を主体としたさまざまな建築基準法の改正が施行されているが、改正項目がかなり多く、難解な部分もあって十分な理解や活用が進んでいない状況もみられるため、最近の法改正状況をまとめて出版された「建築知識特集号」をテキストとし、これから施行される建築基準法改正についても解説する講習会としました。
講師は私(武藤)が勤めることとし、キャッチフレーズは「むっちゃんこ分かり易い最近の建築基準法改正」とさせていただきました。今回は建築士以外に、定期報告調査検査資格者の方々にも参加いただけたので会場参加が39名と非常に多数の出席となったため、会議室3室すべてを使用しても満員状態でとても盛況でした。内容は、第一部で最近の法改正、第二部で今後の法改正及び追加の説明と盛りだくさんで早口の解説になったため分かりにくい面もあったかもしれませんが、参加者の皆さんは熱心に私の説明を聴いていて、法改正内容に関する理解を深めていただけたかなと感じました。ただし、時間がなくなり予定していた質疑応答まではできず、午後5時少し過ぎて閉会しました。
地区 | 中区 |
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支部長 | 蜂須賀 元文 |
愛知建築士会の中で、名古屋市内には唯一支部組織がありませんでしたが、平成2年に6支部が誕生しました。
名古屋中支部は、名古屋市中区に居住または勤務する240名弱の会員をメインとし構成しています。その内、愛知県や名古屋市職員の会員を擁しているため、行政情報がスムーズに伝達できることも中支部の特徴の一つで、毎年「法令懇談会」と称して法に関する最新の情報をお伝えするべく講習会や意見交換会を開催しています。又、建築士の技術の向上や建築文化を通してどのように社会貢献できるかなど、研鑽に努めております。