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愛知建築士会の活動

『第66回 建築士会 全国大会 鹿児島大会 もえよ! 建築維新 ~たぎる地で築くみらい~ 』に参加して 豊田支部 佐久間 陽子

2025-02-01女性委員会

 第66回 建築士会 全国大会

「鹿児島大会」が10月25日(金)に開催され、女性委員から7名が参加しました。  はじめに、女性委員会の

『思いっきりバージョンUP!Part2 ~女性も青年も参加したい「魅力ある建築士会」とは~』に参加。 日程の関係で、途中からの参加となりましたが、いくつか拝聴することができました。  会員増大に向けての取り組み、良くも悪くも試行錯誤した結果のお話は興味深く勉強になりました。

「建築士になりたい」子どもが続出したという「プランニング教室」のほか、

「図面作成~着工~完了検査」まで建築過程と同様に進める「お菓子の家づくり」など、楽しい企画ばかりでした。

愛知県女性委員会では数年前より「すまいのえほんワークショップ」を開催しています。

今回得た情報を今後の活動に活かしていきたいと思います。

 午後は、記念フォーラム・式典・大交流会に参加。

記念フォーラムでの3人の講演者のお話は興味深いものでした。

 26(土)~27(日)は、地域交流見学会(エクスカーション) 『世界自然遺産「屋久島」を堪能する旅』に参加。  高速船で2時間もかけて鹿児島から屋久島へ。  上陸後、「屋久島環境文化村センター」で屋久島についてざっくり紹介していただき、

次に「屋久島町庁舎」を視察。庁舎は、屋久島の地域力を結集したプロジェクト。 「庁舎建設を通じ、持続可能な地杉活用の仕組みづくり」をテーマとし、

可能な限り戦後植林された「地杉」を採用。島内で調達可能な材で架構計画したとのこと。  事務所棟は「樹状トラス」で構成。開放的でやわらかな木の温もりを感じる空間でした。 議会棟は「螺旋トラス」の小屋組を化粧で表した美しい天井。 外観は、屋久島特有の強風・豪雨に配慮した軒の出が大きな切妻の瓦屋根で、

シンプルな外観からは想像もつかない大胆な内観に圧巻。

建物はすべて特殊金物を使わない工法というこだわりに建築士ならではの視点で話が飛び交いました。  その後、人生初の飛び魚の唐揚げを食し、

千尋の滝・大川の滝・西部林道・ 屋久島灯台・永田いなか浜・志戸子ガジュマル園・「ヤクスギランド」など盛り沢山。

ガイドさんの丁寧な説明と共に自然を満喫することができました。

 今回の大会は、全国から3,000名超の参加者で盛大なものでした。

建築士会に入会して2年目の私はびっくり。

実は私、30年近く前に建築士会に入会したものの数年で退会。

会員のメリットを感じなかったからです(すみません)。

思いがけず女性委員会の活動に参加するようになり、まだ数ヶ月ではありますが、

建築士会の活動は得るものが多いことを知りました。 知らなかったではなく、知ろうとしなかったんですね(笑)。

仕事と育児に追われ他に目を向けてこなかったことはもったいないことでした。

とはいえ、2泊3日の旅は前準備を含め調整が大変。 帰宅後もしばらく忙殺の日々でしたが、それ以上にこの大会に参加した意義があり、

思い出深い体験をさせていただきました。 建築士会の活動に尽力されている皆様に感謝申し上げます。

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