文化庁「文化遺産総合活用推進事業」助成事業
文化財建造物を守る
ヘリテージマネージャーとは、文化財建造物を活かす(保存・活用・維持保全など)ための活動や、文化財建造物に関する資料作成等が出来る能力を有する人材の事を指します。
「あいちヘリテージマネージャー」は、 文化庁の「文化遺産を活かした観光振興地域活性化事業」補助対象事業として実施された 「あいちヘリテージマネージャー養成講座」を受講し修了され、 ヘリテージマネージャーとして登録された方となります。
※ヘリテージ(heritage):遺産→継承・伝承
マネージャー(manager):交渉・世話に当たる人
その誕生の背景には、阪神淡路大震災により歴史的建造物が倒壊し、再生されず壊されていってしまったことに端を発しています。
(愛知県国登録有形文化建造物所有者の会(平成23年6月26日結成)から出されている要望。)
http://www.aichi-tobunkai.org/
(文化財の名前が付くと地域の方も大事な物だなと思う。)
(例・北海道の炭鉱・・・地元では余り良い想い出が無いが、外から見ると素晴らしい発見がある)
愛知県内に多数存在する文化財建造物については、文化財として保存するとともにその活用を図ることにより、県民の文化的向上に資することが求められています。
「あいちヘリテージマネージャー養成講座」はこうした文化財建造物を活かしていくため、文化財建造物の所有者に対して保存や活用に向けた助言を行うこと、また、県内で未だ登録されていない文化財建造物を発見して、国の登録有形文化財建造物としての指定を目指すこと、更には、文化財建造物に関する資料作成等に協力できることなどの能力を持った人材を養成しようとするものです。
「あいちヘリテージマネージャー養成講座」は、文化庁の文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業)を得て、平成23年度に開講し、2年間にまたがって実施しております。1年目は基礎講座編として8日間、2年目に発展講座編として7日間の講座を実施し、平成24年の10月には第一期生の修了式を挙行しました。 現在、第六期までの修了生総数は170名程となっています。
全ての講座の受講修了者には修了証を交付し、希望者には(公社)愛知建築士会へ「ヘリテージマネージャー」として登録をして頂きます。
「あいちヘリテージマネージャー養成講座」は、あいちヘリテージマネージャー養成講座実行委員会((公社)愛知建築士会)により運営、実施されています。
「あいちヘリテージマネージャー養成講座」を修了された方が登録することが出来ます。これにより「あいちヘリテージマネージャー」として活動することが出来ます。
公社)愛知建築士会 事務局 TEL: 052-201-2201