愛知建築士会について

地域から愛される建築士になるために

新年より能登半島地震において亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に被災された方へお見舞いを申し上げます。

今年度の基本的指針は、①地域サービス、②会員サービス、③会員増強を中心に運営をします。

1. 防災・耐震をはじめ、福祉、空き家、まちづくり、教育、省エネルギーなど地域が抱える問題点を引き続き積極的に各地域と関わる事で行政との連携をより強化します。また、建築相談や大人や子どもがふれあう参加型事業プログラムなどを行う事により市民との接点を増やし、活動内容をホームページやインスタグラムなどのSNSを活用し市民へ広報することで、地域に認知される建築士にならなければならないと思います。支部事業は２１支部で共有することが重要であり、良い事業を複数の地域で展開することも重要だと考えます。
2. 改正建築基準法、改正建築物省エネ法等をはじめとする法律改正に対応すべく情報提供及び講習会などによる会員の能力開発事業を促進し会員サービスに努めビジネスチャンスへ転換できるようにします。
3. 令和６年２月においてファミリー会員が９名、特別準会員が４６名と会員数が大幅に増加しました。また、正会員の退会者数もやや鈍化傾向にあります。近年にない大きな成果を得られたと思います。これもひとえに会員の皆様のご協力、ご尽力の賜物と深く感謝します。また、賛助会員についても会員との接点を増やし建築総合展と相互関係の両立を目指します。今年度においても引き続き会員増強に皆様のご協力をお願い致します。

最後に、新型コロナウイルスによりZOOMなどの遠隔地から参加可能となり便利になった一方で、会議前後で得られるアイディア創出の機会は大きく減少しました。コミュニケーションが育まれた環境を作り、豊かな人間関係を創造します。

愛知建築士会 会長　濱田 修